暗号通貨応用研究会(Crypto Application Research Society, CARS)は、ブロックチェーン技術および暗号資産(仮想通貨)の応用可能性について、学術的・実践的に探究する研究団体です。
アカデミア・企業人・投資家・エンジニアといった多様な立場のメンバーが集まり、暗号通貨を新しい経済インフラ・社会システムの基盤技術として理解し、社会実装を進めていくことを目的として2017年1月に設立しました。
活動方針
当研究会は以下の3つの柱を中心に活動しています。
1.研究・教育
ブロックチェーン技術、スマートコントラクト、トークンエコノミー、分散型金融(DeFi)、Web3などの理論を体系的に学習・理解し、実装技術を探求します。
初心者にも理解できる教材や講座を整備し、暗号通貨の正しい理解を広めていきます。
2.応用・実践
ブロックチェーン技術を活用した実証プロジェクトや、小規模なDApp(分散型アプリケーション)開発、NFT・DAOなどの応用事例研究を行います。
メンバー間での共同研究やPoC(概念実証)も積極的に推進していきます。
3.社会連携・情報発信
ニュース解説や技術解説記事の発信、シンポジウム・セミナーの開催、他分野の研究会・企業との連携を通じて、暗号通貨分野の健全な発展を支援していきます。
また、政策・法制度・国際動向の調査・提言も行っていきます。
研究テーマ例
ビットコイン/イーサリアムの応用技術開発と社会経済への適用検討
スマートコントラクトと自律分散システム(DAO)の可能性探索
DeFi・NFTの実践的分析と課題抽出
中央銀行デジタル通貨(CBDC)および民間暗号通貨の最新動向調査
暗号通貨の各国の税制・法制度調査と国際比較および提言
暗号資産ウォレット・セキュリティの実践的研究
Web3における社会・文化的インパクトの調査
活動内容について
当研究会は、研究者・技術者・学生・投資家・クリエイターなどさまざまな経歴のメンバーで構成される研究会です。
オンラインとリアルのハイブリット形式の定例会(隔月開催)や、ゲストをお呼びして特別講演会の開催やウェブ等での情報発信を行っております。定例会後に有志での懇親会も開催し、会員同士の親睦も図っています。
事務局メッセージ
暗号通貨はもはや一時的なブームではなく、次の世代の経済・社会の基盤技術となりつつあります。当研究会では、学術的な視点と社会実装の両面から、暗号通貨の「応用」に焦点を当て、
技術と制度、個人と社会両面から検証を行い、発信を続けてまいります。
暗号通貨応用研究会 事務局
連絡先
暗号通貨応用研究会(Crypto Application Research Society) Kyoto, Japan
Website: https://www.cryptodiary.net/
E-mail : webmaster1●cryptodiary.net (●→@に変換してください)